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「これがいい!」
頭上に実った梨を見上げ、背伸びをして手を伸ばす。ようやく届いた一個を両手で抱えたとき、子どもたちの顔がぱっと明るくなりました。
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先日、年長きりん組と年中ぞう組の子どもたちで、「フルトリエ中村果樹園」さんへ梨狩りに出かけました。
出発はまず西鉄電車から。窓の外を流れていく景色に、みんな興味津々です。目的地に着く前から、電車に乗ること自体が楽しい時間になっていました。
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果樹園に到着すると、見上げるほどの高さにたくさんの梨。思わず「わあ」と声が上がります。まずは果樹園の方から、おいしい梨の見分け方と、上手な採り方を教えていただきました。
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いよいよ梨狩りです。教えてもらったことを思い出しながら、「どれがおいしいかな〜?」と木の下を行ったり来たり。すぐに決める子もいれば、なかなか決まらない子もいます。一人ひとつと決まっているぶん、選ぶ時間も真剣です。自分で選び、自分の手で収穫した大きな梨を、両手で大事そうに抱えて歩く姿がありました。
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採った梨は、おうちへ持ち帰りました。自分で選んだ梨を家族と食べる時間は、きっと格別だったことと思います。
果樹園のあとは、バスのなかでおにぎりを食べて、近くの公園へ。ふかふかの芝生にごろんと寝転がる子、バッタを見つけて追いかける子。つかまえたバッタを見せ合う輪もできていました。おなかを満たしたあとに思いきり体を動かす、秋らしい時間でした。
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季節のものを、その場所で、自分の手で採る。教えてもらい、選び、持ち帰って家族と食べる。その一連の体験が、子どものなかにまるごと残っていきます。秋の味覚と自然をたっぷり味わった、笑顔あふれる一日になりました。