社会福祉法人 𠮷野福祉会 YOSHINO FUKUSHIKAI

大橋保育園今日のできごと

「今日の給食なにかな?」朝いちばんに、みんなが給食室をのぞきにいく

「今日の給食なにかな〜?」

朝、登園してかばんを置くと、まっすぐ給食室をのぞきにいく子どもたちの姿があります。中をうかがう小さな背中に、調理員が「今日はね」と声をかける。一日はそんなやりとりから始まります。給食は毎日、園内でひとつひとつ丁寧に調理しています。

日中は戸外でたっぷり体を動かします。だからお昼が近づくころには、みんなおなかがぺこぺこ。年長・年中の子どもたちは、ごはん、おかず、汁物を自分たちで配膳します。「これくらい食べられそう」と自分の量を考えながらよそう時間も、給食の大切な一部です。多すぎた日、足りなかった日をくり返しながら、自分の体と相談する力が育っていきます。

野菜が苦手な子もいます。それでも友だちと並んで食べていると、不思議とどんどん口へ運ばれていくのです。「美味しいね!」と顔を見合わせる姿は、いつ見ても微笑ましいものです。ひとりでは食べきれなかったものが、みんなとなら食べられる。食事の場が持つ力を、日々実感しています。

主食には玄米を使っています。黒豆やひじき、豆類と一緒に炊き込むのが大橋保育園のごはんです。玄米は白米よりも噛みごたえがあり、日常的に食べることで自然と噛む回数が増えていきます。よく噛むことは消化を助けるだけでなく、あごや口まわりの発達、そして落ち着いて食事に向かう姿勢にもつながっていきます。

調味料にもこだわっています。素材の味がわかる薄味を基本に、化学的な味に頼らない味つけを心がけています。「食べることは楽しい」「よく噛むと美味しい」。そうした感覚を、毎日の一食一食を通して伝えていきたいと考えています。

子どもたちの元気の源は、やはり食事です。友だちや大人と一緒に食卓を囲むこと。自分で量を決めて、自分で食べきること。その積み重ねが、健康な体をつくっていきます。

明日の朝も、きっと誰かが給食室をのぞきにくるはずです。