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青と白と紫——あじさいが咲き誇る小道に、子どもたちの列が続きます。花と花の間を縫うように歩くその姿は、まるで絵本の一場面のようでした。
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今日は、みんなでご近所のあじさい園へお散歩に出かけました。園に足を踏み入れた途端、「ピンクだ!」「青もあるよ!」「こっちは大きいね!」と声があちこちからあがります。一輪一輪、色も形も少しずつ違うことに気づいて、顔を近づけてじっくり眺める姿も見られました。
そっと花びらに触れると、「つるつるしてる」「やわらかい!」と嬉しそうに報告してくれる子どもたち。梅雨の湿った空気の中で、あじさいはいつもより艶やかに輝いていました。
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歩いていると、「あ!かたつむり!」「ちっちゃい虫がいる!」という声も。花壇の葉の裏や、湿った土の上に、梅雨ならではの生き物たちが顔を出していました。見つけた子がお友だちや大人の手を引いて「ここ!ここにいるよ!」と教えてくれる場面は、この季節ならではの光景です。
色とりどりの花の海を歩きながら、子どもたちはたくさんの「はじめて」に出会いました。あじさいの色がひとつではないこと、雨の日の後には特別な生き物がいること、季節によって見える景色が変わっていくこと——言葉でなく、身体と感覚でそれを受け取っていました。