
先日、子どもたちと一緒に、春の恵み「タケノコ」を掘りに行きました!土の匂い、山の空気、そして収穫の喜びを全身で感じた、貴重な一日となりました。
バスに揺られて到着したのは、豊かな自然に囲まれた竹林です。子どもたちは軍手と帽子を身につけ、準備万端!「どこにあるかな?」「ここかな?」と目を凝らし、地面からひょっこり顔を出すタケノコを探します。

見つけると、「あったー!」と歓声が上がり、スコップを使って一生懸命に土を掘り進めます。周りの大人も手伝いながら、大きなタケノコを掘り出すと、そのずっしりとした重さにびっくり!自分たちで掘り出したタケノコを大事そうに抱えたり、友達と見せ合ったりする姿は、本当に誇らしげでした。

保育園に持ち帰ったタケノコは、給食の職員と一緒に皮むきに挑戦!大きなタケノコの皮を一枚一枚丁寧に剥がしていく作業は、子どもたちにとっては貴重な体験です。最初は戸惑っていた子も、慣れてくると「こうやるんだよ!」と得意げに剥がしていました。剥けば剥くほど現れる、白くて美しいタケノコの姿に、「わー、きれい!」「早く食べたい!」と期待が高まります。
そして後日、自分たちで掘って皮を剥いた新鮮なタケノコが、美味しいご飯になって登場!採れたてのタケノコは、柔らかくて甘みがあり、普段野菜が苦手な子も「おいしい!」とおかわりするほどでした。自分たちで収穫し、調理に携わったことで、食べ物への感謝の気持ちも育まれたようです。
五感を使って自然を感じ、協力して作業し、そして美味しくいただく。この一連の体験は、子どもたちにとって忘れられない春の思い出になったことでしょう。これからも、様々な体験を通して、豊かな心を育んでいきたいと思います。