
じめじめとした梅雨の季節ですが、この時期ならではの楽しい活動として、先日、子どもたちと「梅の実収穫」と「梅シロップ作り」を行いました!
まずは、みんなで梅の木がある場所へ出発!緑豊かな木々に囲まれ、子どもたちは目を輝かせながら梅の実を探しました。まだ青々とした実を見つけると、「あった!」「ここにも!」と指をさして教えてくれます。高いところにある実は、職員や保護者様の助けを借りて、一生懸命手を伸ばして収穫しました。中には、少しだけ色づき始めた梅を見つけて、「いいにおいがする!」と嬉しそうに匂いを嗅ぐ子の姿も。採れたての梅の実を手に、子どもたちの表情はみんな生き生きとしていました。

後日、いよいよ梅シロップ作りに挑戦です!まずは、収穫した梅の実をきれいに洗って、一つずつヘタを取り除きます。フォークを使って梅の実に穴を開ける作業では、真剣な表情で集中する子どもたち。小さな手にフォークを持ち、ぷちぷちと穴を開けていく感触も楽しんでいるようでした。

そして、大きな瓶に梅の実ときび砂糖を交互に入れていきます。「おいしくなーれ!」と願いを込めながら、一人ひとり丁寧に梅の実を入れてくれました。この作業を通して、食べ物がどのように作られるのか、また、食べ物を大切にする気持ちも自然と育まれたことと思います。
これから、梅の実ときび砂糖がゆっくりと溶け合い、甘くて爽やかな梅シロップに変わっていくのが楽しみです。毎日少しずつ変化する様子を観察しながら、完成を心待ちにしたいと思います。
自分たちで収穫し、準備した梅シロップは、きっと格別の味がするでしょう。夏まつりの日に、みんなで冷たい梅シロップをかき氷のシロップとして食べることが今から待ち遠しいです!