社会福祉法人 𠮷野福祉会 YOSHINO FUKUSHIKAI

あおき保育園年間行事

共同で創る「こいつかみ」から「こいのぼり作り」


夏の日差しが降り注ぐ中、年長さんたちが特別な体験に挑戦しました!それは、なんと「こいつかみ」!そして、その体験を元に、みんなで大きな「手作りこいのぼり」を制作しましたよ。 初めての「こいつかみ」に、子どもたちはドキドキとワクワクが入り混じった表情でプールへと向かいました。大きなプールの中を悠々と泳ぐ鯉を見て、最初は少し怖がっていた子もいましたが、勇気を出して水の中へ!「つかまえたー!」という歓声があちこちから上がり、大きな鯉を抱き上げた時の、あのとびきりの笑顔は、本当に忘れられません。水の冷たさ、鯉のぬるっとした感触、そして命の温かさ。五感を使って感じたこの体験は、子どもたちの心に深く刻まれたことでしょう。

この「こいつかみ」の感動を、今度は「手作りこいのぼり」に込めます。大きな布に、みんなで力を合わせて鯉の絵を描いていきました。鯉の姿を思い出しながら、うろこを一つひとつ丁寧に描いたり、色を塗ったり。大きな筆をダイナミックに動かす子、友達と相談しながら慎重に色を選ぶ子、それぞれが集中して取り組む姿は真剣そのものです。世界に一つだけの、個性豊かな鯉のぼりが少しずつ完成していく過程は、まさに共同制作の醍醐味でした。
そして、いよいよ完成した手作りこいのぼりは、先日開催された夏祭り会で、みんなの前で披露されました!自分たちが心を込めて作ったこいのぼりに子どもたちは誇らしげな笑顔でいっぱいでした。


「こいつかみ」という貴重な体験から、共同で一つのものを作り上げる喜び、そして、それをみんなで分かち合う感動まで。年長さんたちは、この一連の活動を通して、たくさんのことを学び、大きく成長しました。これからも、様々な体験を通して、豊かな心を育んでいきたいと思います。