社会福祉法人 𠮷野福祉会 YOSHINO FUKUSHIKAI

大橋保育園年間行事今日のできごと

はじめてのお泊り保育——2日間、自分の力で生きてきた年長さん

登園のとき、子どもたちの顔にはいつもと少し違う表情がありました。ちょっぴりの不安と、大きなワクワク——それがないまでになった、年長さんだけが持てる顔です。

親元を離れて1泊過ごす、はじめてのお泊り保育。始まってみれば、2日間はあっという間でした。

【1日目 ― 川遊び・電車・温泉・カレー・花火】

午前中は川遊び。命を守るライフジャケットを身につけ、子どもたちは次々と川に入っていきました。深いところへ向かってずんずん泳ぎ進む子、岩場で魚やカニを探し続ける子——それぞれが自分なりの楽しさを見つけていました。川の中で無邪気に大笑いするその顔は、保育園ではなかなか見られない表情でした。

川から上がったあとは、平成筑豊鉄道に乗って「源じいの森温泉」へ。お友だちと並んで湯船につかる温泉は格別だったようです。自分で頭を洗って、身体を洗って——当たり前のことを自分でする、その積み重ねがお泊り保育の核心です。

夜ごはんは、給食職員さんが作ってくれたカレーライス。お腹いっぱい食べた後は、お楽しみの花火!キラキラと光る花火を前に、朝の不安そうな顔はどこへやら——目を輝かせて大興奮の夜でした。そしてその夜は、みんなぐっすりと眠ったのでした。

【2日目 ― 海響館(下関市)】

2日目は下関市の水族館「海響館」へ。バスの中でも昨日の楽しかったことや「今日は何を見ようか」という話で盛り上がっていたそうです。館内では大きなエイや色とりどりの魚を目の当たりにし、ダイナミックなイルカショーに息をのみました。

タッチコーナーでは、普段は触れることのできないイソギンチャクなどにそっと手を伸ばしていました。「ぬるぬるする」「動いてる!」という声とともに、子どもたちの目が輝いていました。

そしてもうひとつ、忘れられない場面が川べりでのスイカ割り。ライフジャケット姿で目隠しして棒を振り下ろす年長さんの、あの真剣な表情——見ているこちらも思わず笑顔になりました。

自分のことは自分でする。不安を乗り越えて、笑顔になる。お泊り保育の2日間で、年長さんはまたひとつ大きくなりました。秋のお泊り、冬のお泊りが、今から楽しみです。